e-Sportsとして盛り上がるスマブラ 各シリーズの違いは何か?

スマブラ

2016年現在、e-Sports界隈では様々なジャンルのゲームが競技種目として選ばれている。格闘ゲームを皮切りに、アクション、シューティング、FPSなどそのジャンルは問われていない。各々が魅せられたゲームに取り組み、他のプレイヤーと切磋琢磨している。そして、競技種目として数あるゲームのなかで今とても熱気を帯びているのが『大乱闘スマッシュブラザーズ』である。

昨年開催された大会“EVO2015”では、スマブラシリーズから2タイトルが選ばれ、計3000人以上が参加。世界にスマブラ熱は目に見えて広がっている。国民的ゲームの側面は知れど、e-Sportsとしてのスマブラってどんなもの? タイトルによって何が違うの? どのシリーズが盛り上がっているの? そんな疑問に答えるべく各シリーズの特徴を簡単にまとめてみた。

スマッシュブラザーズとは?

もはや筆者が説明する余地はないかもしれないが、マリオやポケモン、カービィといった任天堂の看板キャラクター達が戦う“対戦アクションゲーム”である。

様々なアイテムを駆使した4人対戦を売りとしているが、複雑なテクニック要素が奥の深さを呼び、1対1での格闘ゲームのようなプレイがe-Sportsとして採用されている。通常の格闘ゲームと異なるのはその“勝利方法”。相手のゲージをゼロまで減らすことを目的とする格闘ゲームとは違い、“相手へのダメージを蓄積してステージ外に出す”ことを目的としたスマブラは、地上のみならず空中でも相手との駆け引きが楽しめる。

大乱闘スマッシュブラザーズ

SSB64

海外名:Super Smash Bros(通称:SSB64)

発売日:1999年1月21日

ハード:NINTENDO64

特徴:後に国民的ゲームとなるシリーズの記念すべき第一弾。相手を画面外に吹き飛ばすという根本的なルールは今も変わらず、ショートジャンプや着地キャンセルなどのテクニック要素が含まれている。全シリーズの中でもコンボ要素が強く、一度攻撃が入るとそこから撃墜されるということも珍しくない。

e-Sportsとして:やや影は潜めているものの、2016年1月に行われた世界大会“Genesis3”では競技種目として選ばれる。日本ではオフラインでの大会はもちろん、インターネットの普及によりネット対戦も盛んに行われるなど根強い人気を誇る本作。

大乱闘スマッシュブラザーズDX

SSBM

海外名:Super Smash Bros Melee(通称:SSBM)

発売日:2001年11月21日

ハード:ニンテンドーゲームキューブ

特徴:前作からキャラクターやステージが大幅に追加された2作目。『スマブラ64』のテクニックに加え、“絶”などのテクニックの追加により、キャラクター達の移動速度による試合展開の速さは全シリーズでもダントツの速さを誇る。また、防御面でのテクニックも増加したためコンボが入りにくくなった故、コンボにプレイヤーのアドリブ性が強く求められるシリーズでもある。

e-Sportsとして:海の向こうアメリカでは、最新作の『スマブラWiiU』を抑え全シリーズ中ダントツの人気を誇るシリーズとなっている。2016年1月に行われた世界大会“Genesis3”での参加者は約1800人と、とても15年前のゲームの参加者とは思えない人気ぶりだ。全シリーズ中トップの“テクニックの多さ”と“早い試合展開”は見ているだけでも飽きず魅了されている。

大乱闘スマッシュブラザーズX

SSBB

海外名:Super Smash Bros Brawl(通称:SSBB)

発売日:2008年1月31日

ハード:Wii

特徴:前作よりキャラクターやステージは増加したものの、テクニック面では“絶”や“着地キャンセル”など数々のテクニックが削除された。変わりに“ふっとび緩和”といった防御面でのテクニックが追加されたことによりコンボ火力は大幅に減ってしまう。今まで以上にステージ上での“立ち回り”が重視されるタイトルとなっている。

e-Sportsとして:最新作『スマブラWiiU』の煽りをうけてか、残念ながらe-Sportsとしてのシーンは日本、アメリカ共に活発ではない。現在、日本で開催されている大会は無く、海外でもごく稀に小さな大会が開かれる程度。しかし2008年にはEVOで競技種目として選出されている本作。復活には大いに期待したい。

大乱闘スマッシュブラザーズforWiiU/3DS

SSB4

海外名:Super Smash Bros. for Nintendo 3DS and Wii U(通称:SSB4)

発売日:3DS版⇒2014年9月13日 WiiU版⇒2014年11月21日

ハード:WiiU・3DS

特徴:言わずと知れた最新作。キャラクターやステージはもちろん、システム面でも大幅に変更され一新している。これまで変わることのなかった“崖捕まり”の仕様も大きく変更されている。前作『スマブラX』に比べ防御面でのテクニックが減り、コンボ火力の高いシリーズだ。

e-sportsとして:日本におけるシリーズの人気は、最新作だけあり一番の人気を誇る本作。海外では『スマブラDX』が一番人気と先述したが、最新作とだけありこちらも決して負けてはいない。日本ではほぼ毎月300人規模の大会“ウメブラ”が開催されており多くの海外ファンが注目している。

記事を書いたライター

より多くの方にe-sportsとしてのスマブラを知っていただけたらと思います。
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