【インタビュー】ゲーミングPCブランドG-Tuneがe-Sportsに懸ける想い

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近年では日本にも徐々にe-Sportsが浸透してきており、快適にゲームプレイできる環境がこれまで以上に求められています。1993年に創業した株式会社マウスコンピューターは、そんなゲーマーの声をいち早く取り入れ、2004年にゲーミングPCブランドG-Tuneを発表しました。

G-Tuneは時代の進みとともに、最新鋭の性能を搭載したモデルを販売し、多くのコアゲーマーに愛されています。他にも大きな取り組みとして、ストリートファイターVやLeague of Legendsなどの国内大会へ積極的に協賛し、e-Sportsの推進にも前向きなG-Tune。

今回の記事では、G-TuneがゲーミングPC事業に乗り出した背景や、e-Sportsの発展のために注力する理由などを、同社の杉澤氏へインタビューをおこないました。

杉澤氏インタビュー

杉澤 竜也(すぎさわ たつや)氏
1984年生まれ/マウスコンピューター コンシューママーケティング室 室長

G-Tuneの名前の由来はなんですか?

もともとTune(チューン)という名前でやってたんです。そのときのお客様のニーズを調べたときに、PCゲームがメインだったんですね。もともとはハイスペックなPCを提供していたTuneから、特定ニーズ(ゲームユーザー)に強く押し出そうということでG-Tuneという名前になりました。

当時は『リネージュII』などのMMORPGが流行っていたと思いますが、それを快適にプレイするためのPCを展開する先駆けです。

タイトルに応じてゲームメーカーさんと共同で動作検証をすることにより、低価格なPCでも快適にオンラインゲームをプレイできる製品を展開しているのがG-Tuneの強みです。

様々なニーズに応えたブランドなんですね。では、G-Tuneちゃん登場の背景は何ですか?

PCや周辺機器に詳しい方は自分でPCを組み立てたりしますが、自分のプレイしたいゲームでどの程度のスペックが必要なのか、さっぱり分からない方も多くいます。そういった方に、製品のスペックや良さを分かりやすく伝えるために登場したのがG-Tuneちゃんです。

記念すべき第1回目の漫画 ゲーム推奨PCの良さを漫画で解説

私自身、昔から勉強が嫌いでして、漫画形式の歴史の本とかのほうが飲み込みやすかったんですよね。PCの仕様などもマンガのように描くと伝わりやすいのではないかと思ったとき、社内にイラストが描けるスタッフが居たんです。すぐに描いてもらいましたね(笑)

確かに分かりやすいです! では本題です。なぜG-Tuneではe-Sportsの発展を目指しているんですか?

e-Sportsの大会を観戦したことがきっかけ と話す杉澤氏

4年前とかはe-Sportsって言葉自体があまり浸透していなかったじゃないですか。その頃からG-Tuneではゲームのイベント等にPCなどの機材協力をおこなってました。そんな中e-Sportsの大会への協力をおこなったときに、その大会を観戦させてもらったんです。

今までは“ゲーム=楽しむ”だけだった考えが変わりましたね。そこには真剣勝負がありました。そりゃもう熱かったですよ。e-Sportsを日本でもっと盛り上げたいと思いましたし、その手助けをするのにG-Tuneはピッタリのブランドだと感じました。

それ以来、e-Sportsへの協力をしていく中で、色々な方へ出会って話を聞くうちに、今が日本でe-Sportsを広めるチャンスだと思いましたね。もちろんe-Sportsの発展には若い層の盛り上がりが必要不可欠ですから、そういった若い方たちにゲーミングPCの良さを知ってもらい、e-Sportsに触れる方がさらに増えるといいなと思っています。

なるほど! 個人としてもe-Sports推しと聞きましたが?

学生時代を思い出して苦笑い

学校へ行かないでゲームしてるくらいにはゲーム好きでした! 今ではあまりプレイする時間が無いので、見て楽しむことが多いですが、協賛させていただいている大会などを見ると、いつも興奮します。

やはり、生で見るのはオンラインと違った楽しさがありますね。

この前あったストリートファイターVの大会、玄武杯のかずのこ選手vs板橋ザンギエフ選手の試合はすごかったですよ。お互い距離をとってジリジリした試合だったんですが、生で見た方がより楽しめる試合だったでしょうね、画面では何も起こってないですから。(笑)

e-Sportsへの積極的な協力をすると決まったときに、社内の反応はどうでしたか?

ゲームイベントへの協賛と、実際にやることは変わらなかったので反対意見は無かったですね。

さっきも話した通り、G-Tuneはe-Sportsに関わっていく上で恵まれた環境だったと、私も周りも感じていたと思います。

社内で盛り上がってるe-Sportsタイトルってあるんですか?

両隣のデスクにいる社員がWoTプレイヤーなんだとか

LoLをプレイしている若い社員は多いですね。World of Warshipsをプレイしている社員もいます。

e-Sportsに関わりたくて入社した社員も数人はいると思います。なんだかんだゲーム好きが多いですね。

最後に、e-Sportsのゴールはどこだと思いますか?

e-Sportsの未来を真剣に考える杉澤氏

今はまだ日本でe-Sportsが一般に浸透している環境では無いじゃないですか。それがスポーツのひとつとして、日常的に楽しんでもらえるようになることがゴールだと思います。

もちろんそれは、e-Sports関わっている様々な方や企業の協力が必要だと思いますし、皆さんで一緒にゴールに向かっていきたいですね。

ありがとうございました!

G-Tuneでは今後も様々な取り組みから、e-Sportsの発展に寄与していきたいと語ってくれた杉澤氏。主におこなっている支援として挙げられる“PCの貸し出し”についても、昨年は100件ものイベントや大会へ送り出したとのこと。最近話題のVRの開発の際にも、G-Tune PCが使われることがあるんだそうです。

マウスコンピューターでは同社のディスプレイブランド「iiyama」も協力して、PCの貸し出しと同時にディスプレイも貸し出しているそうです。皆さんがイベントや大会で使用しているPCやディスプレイも、マウスコンピューター製かもしれませんね!

もちろん、品質にもこだわっています

今回のインタビューではe-Sportsの話題が中心でしたが、もちろん品質にもこだわっていて、G-Tune PCのほとんどは“信頼の国産品質、なのに低価格。”を掲げる「飯山TRUST」として、長野県飯山市にある工場で1つ1つ手作業で生産されています。

飯山工場では“セル生産方式”と呼ばれる受注生産方式を採用しており、1人(もしくは少人数のチーム)で組み立て工程をこなしています。購入者が直接製品を組み立てることができるワークショップもおこなっているとのことなので、興味のある方は是非ご覧ください。

参考リンク

マウスコンピューター 公式サイト
G-Tune公式サイト

記事を書いたライター

『記事書くのも、絵を描くのも、ゲームをするのも楽しくをモットーに。一緒にe-Sports盛り上げましょう!』
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